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観劇の感想とか趣味のこととか

舞台 刀剣乱舞「悲伝 結いの目の不如帰」を観ました(前半)

いつもいつも久しぶりな投稿。いいんだ、マイペースに壁打つ場所だから…。

 

2.5次元の舞台 刀剣乱舞「悲伝 結いの目の不如帰」を観てきました~。

 

【悲伝】ひ-でん

 

もうサブタイトル発表時から審神者をざわつかせた、シリーズ集大成。

刀ステは個人的に2.5次元界隈のなかでも最高峰の質を保っていると思っている人間なので、今作もめちゃくちゃ楽しみにしてた。

結果、前日の深夜は眠れないわ土曜日なのに朝の6時に起きるわの小学生並みな興奮状態で臨みました。信じられるか……。

 

露骨なネタバレは後半に書くけど、察しの良い人は多分この感想読むだけで物語の展開がある程度わかってしまうと思うので、本当に本当に注意してくださいな。

あと文章めっちゃ気持ち悪くなっちゃった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


もう、しんっっっどい。


今作をこれから観る予定の方、この物語は今まで以上に賛否両論の意見があると思います。
私はというと、この重く悲しい物語をはっきり肯定してます。だけども、この物語に納得がいかないという気持ちを抱く人がいるのもまた正解なんだろうなあ。

 

私が「肯定」という言葉を選ぶ基準として、「お金を払って観る価値があると思えたか」にあります。
好きか嫌いか、とか納得できたかできないか、ではなく「じゃあこの作品をそこそこのお金をつぎ込んで観たことを後悔したか?」と問うたとして、はっきり否定できるんですよ。
恐らく、刀剣男士たちもこの結末に納得なんてしていない。だから、観ているこちらもこれだけ辛い。
でも、この2年と続いた刀ステ本丸がたどり着いた果てがこんな不条理なものであっても、やっぱり生で観劇できたことがめちゃくちゃ嬉しいし、正直もっと観たい。

 

末満健一、という人間が思い描く物語。ああ、なんか思い出したこの気持ち……。どうにもならない悲しい気持ちと、それと同じぐらい感じる「美しさ」。だから、私は末満作品が好きなんだよなあ。

末満健一が描く作品は全体的に暗い傾向にあるんですけど、そういった作家の方向性とかを2.5次元では求めてなかったり、「よくあるネタ」「支部で見たネタ」をいざ目の前でやられると一気に冷めてしまう人、一定多数いると思う。
まあ、でもこれプロデューサーおよびニトロプラスが監修してGOサインだしたから世に出たわけで。

数多ある本丸の一つがこんなことになっていることもあるよ、と彼らが突きつけてきたのも結構ハッとしたんだよね。
今までは私たちが勝手に妄想で盛り上がってた物語を、公式が一つの見解として提供してきたっていうことじゃないですか。

別に悲劇や惨劇が見たいわけではないけれど、そういった本丸が確かに存在するんだよ「刀剣乱舞」は。という他の作品ではきっと中々できないことをやってのけたことは、私はすごいと思いました。
いやだって、こんなん、モンペは怒るで……。

 

ネタとしては確かにピク○ブとかで見たものかもしれない。でも、これは創作で金を稼いで生活しているプロが産みだした物語。
正直、格が違います。

 

もっと理不尽、もっと不条理、もっと難解。そして、もっと美しい。

 

こんなもの実際に支部にあげられたらたまったもんじゃないぞ、って思いました。(悪口じゃない)

作品に触れて頭痛くなることなんてそうそうない。学生時代では考えられないくらい頭使った。でも、そういうの好きなんだ……。

 

パンフレットにあったけど、役者自身もこの台本を読んだときに「難しい」と感じたらしい。役者ですら戸惑う台本をよく書いたな、末満。私は嫌いじゃないぞ。

 

もうね、結局は好みの問題というしかない。

だって、脚本も演出も役者の演技も照明音響含めたスタッフの働きも全部素晴らしかったもの。
ここまで完成度の高いもの見せられて「納得いかない」という感情を抱いたとしても、それは個人の見解としかいいようがない。
これで稚拙な部分が目立つようなら、そりゃもう金返せ。って思うかもしれない。でも確実に稚拙なんかじゃない。
シリーズ史上一番賛否が分かれたとしても、「2.5次元作品の中でトップレベルに完成度が高い」という事実は覆らないと思う。

ぶっちゃけ、私は虚伝義伝を観てから「この先刀ステがどんなにつまらなくなってもずっとついていく」ぐらいの気持ちでシリーズを追ってきてます。※あくまで個人の見解です
そのぐらい、刀ステから充分すぎるほど人生の潤いをもらってきた。感謝してもしきれねえよ……。

 

悲伝を観てから今現在もバリバリ引きずっている現状だけど、これだけクオリティ高いもの見せられたらそりゃこうなる。山姥切国広役の荒牧さんのブログに毎回「しっかり休んでエネルギーを蓄えて」って書いてあるぐらい、向こうは本気で届けにきてる
というか、荒牧さんと鈴木神は大丈夫なの?こんなEveryday千穐楽みたいな演技してたらいつか脳の血管切れちゃうか神経おかしくなっちゃうよ……。

 

作品はしんどい、スケジュールはハード、休みが少ない、こんなドブラックな作品をよく受けてくださった。。どうか豊かな生活を送ってください。。

 

 

また後日、感想(ガッツリネタバレありの)後半を書きます。

(日本初演)マタ・ハリが最高だったって話をしたい。

しんどい。

 

結論からいうと↑こんな感じ。

はーありがとうマタ・ハリ。私のマイナス値となっている芸術的感性が2ぐらい上がった気がする。面白かったです。

 

2/3の東京公演初日に観劇しました。

(キャスト敬称略)

マタ・ハリ→柚希礼音

ラドゥー→加藤和樹

アルマン→東啓介

ピエール→西川大貴

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※この先ネタバレしかないです

 

~めちゃくちゃ雑だけどネタバレはんぱないあらすじ~

舞台は、第一次世界大戦が開戦してから3年が経過した(年数違うかも)フランス。戦況は厳しく、毎日多くの命が奪われていた。

 

そんな混乱の世に、国境を越えて人々を魅了する女ダンサーがいた。

 

名前は、マタ・ハリ。ジャワの言葉で「太陽」を意味する名を持つ彼女は、フランスを拠点としながらも敵国であるドイツにすら自由に赴き踊ることができる。常に世界各国から公演のオファーを受けていた。

そんな彼女に、一人の男が接触する。

名前はラドゥー。フランス軍諜報部の大佐だ。彼はマタに敵国のお偉方に接触し、情報を持ち帰るよう提案する。もちろん、マタは抵抗する。彼女がヨーロッパを行き来できるのは、その実力だけではなく「中立」的立場にあるからだ。たとえ自身の名を有名にしたフランスに敬意を持っていても、それを崩すことはない。彼女は誇りをもって、ラドゥーを拒絶した。

しかし、そんなラドゥーも無策でマタに接触したわけではない。彼はマタの秘密を握っていた。マタが誰にも告げなかった、二度と触れたくない過去。彼女の「恐れ」をチラつかせ、ラドゥーは劇場を去っていく。

 

ある日、マタは公演終わりに3人の酔っ払いに絡まれる。毅然と対応するものの、理性の飛んだ男に抵抗できるほどの力はない。誰も助けてくれずに襲われそうになったその時、一人の若者が乱入してきた。

若者はマタを助けようと酔っ払いと乱闘するが、男3人相手に無傷とはいかなかった。酔っ払いはマタの機転もあり去っていったが、若者は手酷く暴行される。それでもマタは、自身を助けてくれた感謝と無鉄砲な行動に対する苦笑をもらす。

若者はフランス軍パイロットで、アルマンと名乗った。マタの公演をみて、サインが欲しくて劇場にいたところ彼女が襲われているところに遭遇したという。

幼い頃から暴力が身近にあるような環境にあり、こんな怪我には慣れている。それよりも、暴力を見て見ぬフリができなかった。そう告げるアルマンに、マタは彼の優しさを見出した。

マタは怪我を負ったアルマンを家に連れ、介抱する。二人は少しずつ心を開き、惹かれ合うのだった。

 

しかし…アルマンのとある「秘密」を、まだこの時の彼女は知らない。

 

~感想~

文才がないので、前半のあらすじだけでめっちゃ長い。まあいいや。

 

日本初演の舞台ってだけでちょっとギャンブルっぽい気持ちになるのは私だけですかね。面白いのかな、大丈夫かな、なんて心配しながらも「なんとなく面白いだろうなという確信」をもって劇場に向かったんですが最高でした。

 

いやー、日本初演でここまで話の流れが理解しやすくて、かつ胸にくる舞台だと思いませんでした。

良質な舞台っていう感じ。ちょっと敷居の高く感じるグランドミュージカルの中でも、比較的誰でも馴染みやすく作られた舞台だなって思いました。

これは若い人に人気のある加藤和樹東啓介のファンがくることを見込んでたからかな?

 

若いファンも大勢劇場にきて、存分にかっこいい二人がみられる。わーカッコいいーなんて油断してたら、宝塚の元男役トップスターの柚希礼音さんが艶やかに美しく舞い踊る。これはずるい。マタ・ハリがめっちゃくちゃに美しいんですよ!

体型がいやらしくない、程よく引き締まった筋肉がマタの孤高さをよく表していたように思います。誰の手にも入らない美しさがそこにあった。人々がマタ・ハリに魅入られるという説得力が、シルエットからも感じることができました。マジですごい。

私は宝塚にまだ一度も触れていないんですけど、宝塚の男役トップスターの肩書は伊達じゃないってことがよく分かりました…。女性が柚希さん好きになる理由がわかる。美しさの中にかっこよさが芯にある。

もしかしたらなんですけど、この方ってダンスか歌かでいったら恐らくダンスが得意なのかもしれない。

歌はもちろん高水準なんですけど、この上手さは「努力」を感じた。元々備え持つセンスよりも努力に比重がある上手さって感じ。ちょっとうまく伝えられないけど。

つまるところ「わあ~上手い!」ってなるわけじゃないんですけど、ぶっちゃけ泣いた。なんだこれ、上手さじゃなくて、多分マタの気迫で涙腺やられた。孤独とか悲しみとかをたくさん背負って、それでも「人生は素晴らしい」と笑顔で歌ったその気持ちがめちゃくちゃ心に響きました。すごいよ、マジで。(語彙力)

 

この舞台でわかりやすく歌が上手い人って、脇を固めてる福井晶一さんや和音美桜さんなんですよ。うっとりするほど上手い。

でもメインを固める人間の演技から訴えてくる感情の熱量がすごい。足りない部分があったとしてもそんなの感じなくなるぐらい、揺さぶられました。

 

またあれな、加藤和樹の演劇的頭の良さすごいな?私が見たのはラドゥー回だったんですけどゾクゾクする。ツイッターで「アルマンがはまりすぎててラドゥーの想像がつかない」的な感想をみかけるんですけどめちゃくちゃ良いです。セクシーかつ悪い。

アルマンに超絶最前線の死地へ偵察部隊として飛べって命令したときに「(腹いせのように)自殺も同然の場所へ送り込むのか!」となじられるんですがその時に「気を付けて飛べばいい」と平然と返すんですよ。超ゾクゾクした。

偵察機って抜群に生存率が低いんですよね。低空でないと偵察できないから、結果的に捕捉・撃墜されやすい。アルマン自身も軍人ってことはそれ相応の覚悟もあるだろうけれど、よりによって自身の直属の部下として1年仕えてきた彼にこんな形でアッサリと捨てる(様に捉えられかねない)命令を下すラドゥー。一筋縄ではいかない難しく、でも華やかな役だと思いました。

しかも加藤和樹、めちゃくちゃセクシーだしなんか上手い(偏差値2)。すごく優秀な人材だなって思います。私そんなに詳しくないから、ファンの方のほうがずっと彼の魅力がわかると思うけど「素敵」が服着て歩いてるって感じがしました。

ラドゥー、すごく好きなキャラクターです。

この時期のフランスはとても戦況が厳しくて、勝機があるものはなんにでも縋りたくなる。戦況が厳しいってことは人が大勢死ぬ。大勢死ぬってことは士気も国民感情も下り坂な一方。戦争は終わらせたいけどそれは「勝つ」ことが大前提。

そんな中、大佐という地位をもつラドゥーは誰よりもその責任を背負っているわけです。首相からはプレッシャーをかけられるし、通信機からは毎日のように部下の死が伝えられる。

だから少しでも有利な情報を得ようとマタ・ハリを引き抜こうとするんですけど、その魅力に自身も抗えなかった。でもその立場からストレートに想いを伝えることができなくて、どんどん相手を追い込んでいく。ひゃー雁字搦め。

ちょっとまとまらないからぶった切るけど、キャラクターとしては完全な憎まれ役だけどおいしい要素満載でした。

 

すごい、長くなった気がする。。違う、私はアルマンの感想が書きたくてパソコン立ち上げたの…。本当、もうすでにまとまりないのに大丈夫かこれ?

 

~アルマンの感想~

ああ、本当にいい役貰ったね……。

もうこれに尽きる。もうね、胸いっぱいだった。東啓介、楽譜読めないんだよね。そう、楽譜読めないんですよ!(コードはわかるみたいだけど)

私は全然楽譜が読めるから「楽譜が読めない」っていう感覚がもう昔過ぎて思い出せないけれど、本格的に音楽をやるためには楽譜を読むことがどれだけ大切でどれだけ難しいかってことはめちゃくちゃ分かる。

楽譜にあるのは音符だけではなくて、強弱記号とかリズムの指定とか本来とても情報量が多い。つまり、楽譜に作者の解釈が書いてあるんですよね。解釈を理解するためにはそれが読めないと話にならなくて、耳で聞いて覚えるだけでは限界がある。

それを「楽譜を読んで」「声楽的発声を学んで」「役として落とし込む」。どれだけ頑張ったんだろうって舞台を観てて思いました。

いやね、ある程度大人になってからやる基礎学習って、めちゃくちゃ退屈で難しいと思うんですよ。コンコーネやってるんだっけ?違うっけ。偉いなあ。

 

頑張るだけなら誰だってできるけど、それを確かな形にして本番を迎えた姿にまず感動しました。発声がとても良くなってた。

しかもまだ発展途上だからもあるけど、ガチガチの声楽的発声じゃなくて耳になじみやすい歌い方。それがアルマンとよくマッチしてた。若くて、危うい。でも芯も感じる良い歌でした。

解釈は、すごくまっすぐな気がする。諜報員としての深みとか複雑さを表現するのは難しいだろうけど、それは今の年齢を考えたら正解だと思う。そこを観たいなら加藤版アルマンなんだろうな(タイミングが合わなくて観れないのが残念)

ラドゥーに従ってきたけど、徐々に任務ではなく本当にマタを恋人として慈しんでしまう。軍人であるにも関わらず、死地への任務を受けて生への執着から思わず激昂する。シンプルで伝わりやすい演技をするには最高の年齢とキャラクターだと思いました。あれ、何様だ?????

 

「二人の男」というナンバーがあるんですけど、大阪公演観劇勢が絶賛してた理由がよく分かった。。正直、稽古映像の比じゃないぐらい熱量感じる。殴り合いの歌だと思う。

ラドゥーにマタへの愛情を指摘されることで逆にラドゥーのマタへの想いを察する。マタは自身を愛してくれているのに、ラドゥーの命令を拒否することは立場上できない。この悔しさと憎しみ、マタへの想いがすごく伝わって興奮しました。

 

「普通の人生」は、うん、これ難しいね。。って思った。よくわかんないけど、これを歌いこなすにはそれこそ声楽的スキルが必要だと思う。高い音をもう少し苦しくなく出せたら最高だけど、ぶっちゃけこの場面が苦しい気持ちを爆発させるところだから正解なのかな。たぶんそういう意図があって、あのキーで作られてるのかも。

でもこれもいい歌です。恋人と分かり合えずに別れてしまい傷ついたアルマンが、かつての甘い記憶を思い起こし自分の気持ちを振り返る。序盤からクライマックスまでのメロディーがすごく美しいと思いました。

 

もう長すぎて終着点見当たらないのでこれくらいにしますが、本当の本当に質の良い舞台でした。まだ観るので、さらなるブラッシュアップが楽しみ。

あ、西川大貴さんのピエールが最高だったっていうの忘れてた!彼はすごい、出番が少ないのに演技が良すぎて秒で泣いた

戦争を目の当たりにして国のために貢献したいのに、それでも死への恐れが身をすくむ。そんな苦しい気持ちがビシビシ伝わってきて辛かった。

既に西川さんは千穐楽を迎えているので、今は新生ピエールか。新ピエールも楽しみにしてます。

 

それでは、最後に言いたいことを一つ。

「From Way Up There」は日本版でも使ってほしかったです!!!!

アルマンのあの歌大好きなんだよお!!!!

理不尽な環境で生きる彼が雲の向こう側にこそ己の希望を見出す最高に良い歌なので、日本語で聴きたかった!!!!!場転の音楽になってた!!!!くそおおおおおお!!!!

仕事が忙しかったよ、というお話

めっちゃ更新に間が空いた!!!!!

 

なんでだ?!なんでこんなに間が空いた?!仕事が!!忙しかったからです!!!!!ほとんど泣きながら仕事してた!!!!

まさかのレディベスも観にいけなくなりそうな事態に陥ったりして、普段の4倍ぐらいは残業してました。私は労働が嫌いなゆとり世代です。

先輩と「二度とやりたくないこんなプロジェクト」と呪詛を吐きまくりながら10月を過ごしました。

 

でも、せっかくのハロウィンなんでDハロとか行ってきました!あいにくのお天気だったけどめちゃくちゃ楽しかった!

 日本のハロウィンの飾りつけは可愛いですね。ゾンビとかもいないし。ちょっとお洒落。昔カナダに行ったときリアルカボチャがたくさんあってビックリした記憶がある。

 

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Dハロは飾りつけがとても良い

 ギャッ!!写真のサイズ感違う!!でも直すの面倒なんでこのままでご容赦を。

 

 

観劇はしてたかっていうと、上記のレディ・ベス(なんとか行けた)と劇団シャイニングのマスカレイド・ミラージュのLV、同じく天下無敵の忍び道の上映会にはいってました。ん、全然遊んでんな。

 

どれも面白かったし楽しかったんですが、なにしろ忙しすぎて感想つづってる余裕がなかった。過去の反復ができません!!

レディ・ベスは10月と11月に1回ずつ行き、かつキャストもうまくばらけたので比較ができて楽しかったです。その感想はまた後程…やりたい。やれるかな。

メサイアー悠久乃刻ー 感想

9/5 メサイアー悠久乃刻ー観てきました!

messiah-project.com

 

もう何がネタバレなのか分からないので、とにかく注意してください。

 

 

 

 

*****OK?*****

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか…久しぶりに爽やかな気分になれる舞台を観た。(いや全然爽やかな話じゃないんだけど)

第二世代はメリバかバッドエンドか、みたいなメサイアばかりだったのでこんなにスッキリと終わるとは思いませんでした。過去最大に過酷なことさせる、みたいな感じに言われてたので余計に怖かったんですよね。

 

とりあえず、生きててくれなんて贅沢言わないから有賀が自分で納得できる結末にしてくれ~~!ぐらいには覚悟決めていったので、見終わった後「おい……有賀。お前、良かったな……」と謎に上から目線の感想しか頭になかったです。

 

感想が全然まとまらないので、思ったこと書きます。汚い文章!

 

昔、鋼ノ章で混乱と衝撃で気が狂いそうになったのは私だけじゃないよね?!

 

鋼ノ章 | Messiah ー"メサイア" ただ一人の、俺の救い人ー

 

絶対私だけじゃない。どうしたって、鋼ノ章の記憶から抜け出せないっていう人。

それぐらい、あの時観たメサイアで打ちのめされた。

仲間はおろかメサイアの間宮にすら冷たい態度をとっていた有賀は、かつて人生観を変えるほどの「救い」をその身に受けていた。間宮によって。

きっと有賀と間宮は誰よりも強い絆で結ばれたメサイアになれる……と思ったのに、「裏切り」からそんな希望が崩壊した事実。間宮によって。

鋼ノ章は、個人的に最もifの気持ちが強く残った作品でした。仕方ないよ。だって死による無念は何よりも強烈に残ってしまうのだ……。

 

そして悠久乃刻。

本当に申し訳ない。今回の話を見るまで、私の中では有賀のメサイアはまだ「間宮」だった。いつき、本当にごめん。

どうしても有賀と間宮で卒業してほしかった。それは絶対に叶わないけど。有賀の救い人になるのは間宮だけなんだと思っていたかった。

だけど、今回のメサイアで「ああ、有賀のメサイアは加賀美いつきなんだ」と納得しました。いつきがメサイアで良かったよ。。

 

いつきの有賀への想いが「依存」なんだとしても、有賀をつなぎとめるにはそれぐらい有賀を強く見ていてくれる人の方が良いんだろうなあ。

間宮は「メサイアとして分かり合いたい」ぐらいのスタンスだったとして、いつきは「俺がお前のメサイアだ!!!」ぐらいのガツガツさ。もーすごい。すごい想いが重い。

 

 

今回の話では、有賀はまた大切な人を手にかけなくてはいけなかったし、仕方ないとはいえ仲間にも手にかけた。間宮の件を彷彿とさせる展開にずっと顔を歪めてた。辛い。

でもその分の辛さを乗り越えた2人に用意された結末は、誰よりも強く希望をもって迎えた「卒業」だったのではないでしょうか。

2人が今後どんな未来を生きようとも、サクラで得たものはこれから先もずっと変わらない。

 

 願わくば、未来の終わりに有賀・いつき・間宮の描いた夢がありますよう。

8/17 大山祭の感想

生誕!!大山祭2017 ~Birthday Musical Stage~

8月17日(木)にあった、大山真志のバースデーイベント(マチソワ)に行ってきました!

 

ファンイベなんであまり詳細は書かないでおこうと思います。特にトーク部分については(嫌がる役者さんも多いので…)。

 

<詳細は書かないとかいってる傍から長くなった感想>

ミュージカルステージと銘打ってあるだけあって、タップダンスやミュージカルソングで魅せてくれたイベント。

今年は活動をセーブしているようだけど、それでも板の上に立つと活き活きとパフォーマンスしてくれるのでみていて楽しい。

 

大山真志を応援している理由の1つに、海外俳優みたいな表情・仕草をスマートにやってくれるってのがあるんですよね。

ウインクだったり、人差し指を唇に当てて「シー」ってモーションするところだったり。The パフォーマーって感じで好き。恥じらいがあるとこっちも恥ずかしいんだけど、そういうところがない。

OPのタップダンスは特にそんなスマートな部分が多くて、もうひたすら格好良かった。あと久しぶりに大山真志のタップダンス見られて嬉しかったです(感想文)。

 

歌はもうね、ありがとうございます。って感じ。

多分私だけじゃなくてファンの9割は望んでると思う大山真志が帝劇に出演する」こと。

時々、なんの役が似合うかなーなんて妄想したりするんですが、私はずっとエリザベートのルキーニか、レミゼのジャベール希望。(老けてる役だね)

何の歌うたったかは省略しますが、聞きたかったナンバーがきけて大満足でした!

か゛っ゛こ゛よ゛か゛っ゛た゛よ゛!!

ぜひ帝国劇場でその歌を聞かせてくれ。頼む。

 

他は私の好きなデデニーナンバーとか、過去の出演作から何曲か。もう、ね…上手いというか聴かせる・魅せるのが本当に上手。

人間のかっこよさって、見た目やスタイルはもちろん大事なんだけど、所作やオーラも重要な要素だと思う。歌ってる表情だったり、フェイクを入れるタイミングだったり、そういう細かいところが最高にクールでした。好き。

 

歌って踊れて演技ができる貴重な役者なので、もっともっと世間に知ってほしい。

スタイルとかスタイルとかスタイルとかでハンデみたいな部分もあるんだけど、補って余りある魅力がたくさんあるので大きな舞台に立ってほしい。

そんな風にあらためて感じたバースデーイベントでした。

あー、楽しかった。

観劇スタイル

観劇が趣味とはいいつつ基本的に何事もゆるゆるなので、あまり1つの舞台を通ったりはしません。基本的に1回。多くて4回とか。

月1ぐらいで何か観れたら良いなあというスタイルなので、ブログのタイトル通りに広く浅く楽しんでます。

 

ここ最近観た中で拗らせたのは、「刀ステ」「グランギニョルかな…。見事な末満作品。人気作というだけあって本当に面白かった。引くほど泣いたししんどかった。

 

もうなんかあれです。(見た目)小さい子が悩んで必死に前を向こうとする様とか、幸せになろうとするのに上手くいかない切なさとか、一発で泣いちゃう。歳かな…。

「はじめてのおつ○い」とか「家、ついて○ってイイですか?」とか容易く泣きます。制作側に優しい視聴者。 昨日はFF15のラストシーンで泣いてた

 

刀ステとグランギニョルはDVDが手元に届いたら改めて感想書きたいです。妖怪みんな観てババアになります。

 

 

今後特に楽しみなのは…

メサイア

★レディ・ベス

★生執事

もう今からワクワクしてます。頑張って稼ぐぞ。

 

あ、ドラマのCLUB SLAZYも楽しみ!なんの情報もないけど!9月になっちゃうよ!

はじめまして

はじめまして。おはぎといいます。

 

観劇が趣味なのに、友だちと観たいジャンルが違うせいで9割ぼっち。

いや、ぼっち全然大丈夫なんですけど、あるじゃん。

 

「このパッション!!どこにぶつければいいの!!!」みたいな瞬間。

 

いつもは鍵かけてるツイッターで細々呟いてるんだけど、もっと好き勝手発散できる場が欲しいなと思い、思い切ってブログ開設しちゃいました。

観劇メモぐらいにするつもりなので、更新頻度は少ないです。あとすごく偏ってます。

 

◆贔屓してます◆

・CLUB SLAZYシリーズ

・TRUMPシリーズ

・年末にやってる「る・ひま」

大山真志関連

・井澤勇貴関連

東啓介関連

 

歌が上手い人大好きです。プラスして踊れる人は特に贔屓しやすいです。

 

基本的に敬称は略。あと、好き勝手に書きます。

まったりブログになりそうです。

 

よろしくお願いします!